2022
03/12

苦手は、どうにかなる❕

みなさんこんにちは!相談員の荒井です。
サポステで出会った多くの人が「働く1歩」を踏み出せない心配や不安について
「人間関係」コミュニケーションが苦手 と話されます。

結論から言うと・・
残念ながら人間関係は人と人の組み合わせ!
いくら求人票をみても業界研究をしても、最終的には「行ってみなければわからない!」
だったら心配しても不安に思っても解決しない!

しかし、苦手なことは準備することで同じ出来事(人間関係など)でも受け止めやダメージを
少なくすることはできます。そしてチョッピリ勇気を出すこと!

そんな方法を一緒に考えたり、身に付けましょう!というのが「今回のテーマ」です!

「よくある困りごとや苦手」
●指示を理解したり、判断したりするのが苦手   ●得意なことと不得意なことに大きく偏りがある
●自分の行動をコントロールするのが苦手   ●人とのコミュニケーションが苦手   ●情緒が不安定


今日は、コミュニケーションを中心にお話しします

【身につけたい基本的なこと】


1・あいさつは、コミュニケーションなど人間関係の大切な道具

   
   (1)きっかけをつくってくれる
   (2)これから「あなたに話しかけます」の合図になる
   (3)相手の調子がわかる
   (4)気持ちをあたたかくしてくれる

☆ポイント
・自分からあいさつする
・相手の目を見て、笑顔で聞こえる声の大きさであいさつする
*相手が気づかないとき
  ⇒こころのなかで「せっかくあいさつしたのに…」「嫌われているのかな」

ちょっとまった!
本当に相手に伝わっている?
もしかしたら相手の調子が悪いのでは?

1回で判断しないで機会があるたびにこちらからあいさつをする。
  ⇒それでも反応してくれなければ、そういう人だと判断し、気にしないこと。
   でも、朝や帰りのあいさつは社会人の基本なので続けましょう!
*山登りなどでは、すれ違う人と挨拶! 挨拶されたら多くの人は返します!

2・自分の気持ちを伝えたい!基本

   
   (1)勇気の自己会話
   (2)具体的に声を出す(行動)
   (3)気持ちが伝わるいい方法をこころがける
   (4)伝えたい相手を選ぶ


(1)実際に声にだすのには“勇気”が必要!
  ・断られたら! ・笑われたら! ・上手く伝わらなかったら!どうしよう。
  ⇒断られることはめずらしくない 

   笑われたらどうしようも、上手く伝わらなかったらもすべて自分の思い」で相手が本当にどう
   思っているかはわからない。本当にだめならわりきってあきらめるのも一つ。

   ☆勇気のための「自己会話」
    話す行動の前に「がんばれ」「勇気を出せ」「きっとうまくいく」など自己との会話をする。

(2)行動
   ・行動すると今まで見えなかったり、気が付かなかったことが見えてきます。
   ・すべてが上手くいくとは限りません。どちらかというと上手くいかないことの方が多いかもしれません。
    でも失敗の方が将来的にはプラスになります。(経験から)
   ☆自分の中で決めて踏み出す勇気を持つこと

(3)気持ちが伝わるいい方法(特別な方法はありませんが大切なのは)
   ●相手に伝わる大きな声で、笑顔で明るく!

(4)自分の気持ちを伝えたい相手を選ぶ⇒聞いてほしいと頼む⇒お礼をいう
   選ぶのは自分です。ここも「ちょっと勇気を出すこと」です。

とはいっても上手くいかない時に「相談」できるところとして「サポステ」を是非利用してください。
サポステは、就労準備など就労支援はもちろん、就職してからも「ステップアップ支援」として
いろいろな不安や愚痴や近況などを話す場所として利用してください。

荒井

2022
03/01

3月1日🌸

みなさまこんにちは^^相談員の吉田です。
早いものでもう3月。
雪はまだモリモリありますが、今年度も最後の月となりました。

今日は、多くの高校が卒業式ですね✨
卒業された方やご家族の方、この度はご卒業おめでとうございます✨

実は、友人のお子さんも今日が卒業式。
先ほどビシッとスーツを着た写真が送られてきました^^

高校や大学、専門学校に行っている方、この度卒業される方、
そして、色々な理由で休学・退学される方など、
コロナ禍での学生生活や就活は、簡単には語れないほどの大変さだと思います。
「なんてタイミングが悪いんだ・・・」と思う方も多いでしょうね。。。

「進路が決まらないまま、学生生活が終わってしまう・・」そんな相談が増えています。
サポステでは今までのことを整理したり、今後についても一緒に可能性・選択肢を整理し
応援することができます。
「今までみたいに学校に頼れなくなってしまった。一人でどうしよう。。。」
そう思っている方、是非お気軽に一度ご連絡ください。
もちろん、ご家族からのご相談もお受けしています。

一人で考えていると、中々いいイメージが浮かばないことも多いです。
多くのお問い合わせ、お待ちしています^^

吉田

5日前の市内、道路脇の雪の断面です。
ちょっと美味しそうに見えませんか?
ミルクレープみたい^^

2022
02/21

平野歩夢さんに学ぶ「本物の怒り」

こんにちは!相談員の土井です。
一喜一憂しながら、連日選手の皆さんから感動を頂いた北京オリンピックも終わりましたね。
きっと皆さんも、それぞれの思いで見ていらっしゃったと思います。

私は、結果よりも、「この方々(選手)は、どれだけの時間とエネルギーを
この競技のために注いできたのだろう~」と想像しながら、ただただ応援していました。

その中で、私が感動したのは「平野歩夢選手のコメント」でした。

私も、LIVEで手に汗握りながら、娘と応援していましたが、2回目の競技後の点数には、素人ながら
「???」と思いました。そして3回目…見事に完璧に飛んで1位となりました!

直後のインタビューで、平野選手は「…2回目の点数に納得がいかなくて“怒り”がわいた…」
というよう事を言っていて、「これこそ本物の怒り!!」と思いました。

「本物の怒り」は「今起こったことに湧き上がる」ものです。
そして、その怒りと向き合い「今どうすればいいか」を判断します。
そして、今の怒りをエネルギーに変えて行動します。
すると、自分にとって良い方向に向かうので、怒りが解消されます。

感情の中でも「怒り」の扱いが難しいのは、無意識に「抑え込んでしまう」事が多く、
そのため「モヤモヤ」だけが残り、心の奥にくすぶっていて、何かのきっかけで「モヤモヤ(種火)」
に火がついて爆発します。
けれども、それは「ニセの怒り(ラケット感情)」なので、今起こっている事の解決には至りません。
そして、モヤモヤは続き、周りとの関係もギクシャクします。自己嫌悪に陥る事もあるかもしれません。

以前、このブログにも書きましたが「嫌な気持ち(不快感情)」は、私たちを守ってくれる大切なメッセージです。
自分でこの気持ちと向き合う事を避けていると、いつまでも本物の感情に出会う事ができません。
そして、誰かのせいにしたり、世の中を恨んだり、人を信じられなくなったり…どんどん、生きづらくなります。

アスリートの方々は、きっと「嫌な気持ち」をたくさん経験しながら、そこから逃げずに(避けずに)
自分と向き合い続けたからこそ、今の自分を受け入れる事ができるのでしょう。
結果にこだわるのは、全く関係のない私たちの方なのかもしれません。

私たちは、日々の生活の中で、いろいろな感情を体験します。それは心地が良いものばかりではありません。
まして、就職など社会との関わりの中では、なおさらです。

だからこそ、「本物の感情(今、湧いてきた気持ち)」を大切にして、そのメッセージを受けとめ(避けず)ます。
一人では怖いと思うときは、信頼できる人と共有してください。
サポステは、いつも皆さんを応援します。

土井

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