久しぶりのちょっと独白
スタッフの荒井です。久しぶりのちょっと独白!です。
9月になり気が付いたら日の暮れるのも早くなり、朝夕もすっかり秋を感じるこの頃です。
さて、久しぶりの独白を思いたったきっかけが2つほどあります。
1:最近、お会いした若者から「なぜ働くのかわからなくなった」
「本音で言うと働きたくない」などのなげかけを数人の方からいただきました。
2:最近、興味を持った「緒方 貞子さん」の「私の仕事」の終わりに
―仕事は、人を成長させるー ということが書いてありました。
*ちょっと緒方 貞子さんのこと
日本人初の国連難民高等弁務官という難民問題を担当する最高責任者を10年(1990年~2000年)勤め
積極的に現地に入り活動をされ2019年に他界された方です。
私もお名前くらいしか知りませんでした。太平洋戦争に至る戦前の出来事の一つに
1932年(昭和7年)に海軍の青年将校たちによる「五・一五事件」というのがあります。
その事件で当時の内閣総理大臣:犬養毅が襲われ“話せばわかる”という言葉を最後に問答無用で銃殺されました。
この犬飼毅総理が緒方 貞子さんの曽祖父だということを知り、緒方 貞子さんに興味を持ち、
関係する本を読みました。現在のウクライナ戦争、ミャンマーの軍事政権、アフガニスタンの混乱などに
よる大量の難民問題などを考えさせられました。
興味を持たれたらネットや本で「緒方 貞子」さんに関して調べて見てください。
さて、話を戻しますが、「なぜ、人は働くのか?」
いろいろな考え、価値観があり、絶対にこれだ!という答えはないと思います。
時代や国や民族、宗教によっても異なるかと思います。
私は、よくマズローの5段階欲求説を使って1つの考え方として話をするこが多いです。
*難民の話ではありませんが生きるために
・まずは生きるための食と衣が必要👉生理的欲求
・安全に暮らす場所(家)が必要、守られた環境が必要👉安全の欲求
・人は一人では生きていけないコミュニティや組織のなかで(所属)
そして、基本的には人を愛し愛されたい👉所属と愛の欲求
・次の段階として自己の存在や役割等を認められたい👉承認の欲求
・なりたい自分をみつけ実現を目指す👉自己実現の欲求
「働くこと」でこの欲求を実現することが可能です。
★生活のためにお金が必要:生理的欲求と安全の欲求を満たします。
物理的欲求ですが、生きるためにとても必要なことだと思います。
★所属の欲求として簡単な言葉で「居場所」が必要(職場、家庭、コミュニティ、サークル)です。
★その居場所で承認されることでやりがいや喜びを感じます。
★そしてなりたい自分=自己実現
実はこのステップに必要なことが経験や学びや行動で、それは、
「仕事は、人を成長させる」とう緒方さんの言葉につながると改めて思いました。
さあ、サポステを利用して一緒に働くことをみつめなおしてみませんか!
荒井