2021
12/01

苦手な人  ~相談室の話題から~

みなさんこんにちは!相談員の吉田です。
あらあら、今日から12月ですね。。。。
前よりも地球が早く回ってんじゃね?と、思うくらいです^^
今回は相談室でよくでる話題から、「苦手な人」についてお伝えします。

みなさんには、苦手な人はいますか?

「すぐ怒ってくる」「なんであんな言い方しかできないんだ」
「上から目線で嫌だな・・・」「いつも口うるさい」
職場や部活、何かのサークルや習い事、そして家庭の中。。。。
どうしても許せない人、好きになれない人、嫌いな人、みなさんにもいるのでは?と思います。
縛りのない友人関係であれば、今後会わなくなれば済むことだったりしますが、クラスや職場など、
ある程度はどうしても関わっていかなければならない場合もありますよね。

苦手な人。みなさんはどうしていますか??

よく聞かれるのは「割り切る」ですよね。
「必要最低限しか話さない」「仕事だと割り切る」「あと〇年の辛抱と思って割り切る」などなど。

仮に、自分に何か理由がありそうな場合。
思い切って聞いてみるのもありだったりします。
「ちょっと気になることがあるんだけど。私なにか嫌な思いをさせてしまった?」
これで理由がわかり、それについて話し合って謝った方がいい場合は謝る。
工夫できそうなことは互いに工夫する。
例えば、言い方や伝えるタイミングを確認する。などです。

私も人生いろいろありましたが、今はこんな風に考えています。
仮に、いじわるをされたり、高圧的な態度を取られたら、
「あらあら、そんな態度を取っちゃって。本当は弱いってことをバラしているようなもんなのに」
そう、自分をしっかりと持ち、心が安定して優しい人は、人に意地悪なんてしないんですよね。

何か嫌なことがあって八つ当たりしている、不安で仕方ないから自分が正しい!と主張してくる・・・などなど。
本当は弱い人、不安が強い人が、誰かに意地悪をしてしまっているのかも。。。

自分の中だけの問題ではないので、そう簡単に解決策が見つかることではないかも知れません。
「他にどんな方法があるのかね~」
サポステではこういったことも話しています。
あ、次の交流会はこのテーマにしようかな^^

不安を吐き出して、少しでも自分らしく、少しでも軽やかに、
マイペースで進んでいくことを一緒に考えて応援していきます。

明日はめちゃくちゃ寒いみたいです。
みなさんも暖かくしていてくださいね✨

吉田

2021
11/22

ストレスマネジメントのベースは感情コントロール

こんにちは!相談員の土井です。
北海道にも初雪が降って、これから本格的な冬がやってきますね~

「ストレス」に対処するために、皆さんもいろいろな事をされていらっしゃるのではないでしょうか?
ストレッチ・ヨガ・音楽を聴く・美味しいものを食べる・お風呂に入る・ゆっくり寝る・・・
まずは、心と身体を休める事が大事ですね。

そして、ストレスマネジメントの要になるのが「感情コントロール」です。
もしかして「嫌な気持ち(不快感情)を抑え込む」こと=感情コントロール
と思っている方もいるかもしれません。
「我慢できる子が良い子」「我慢できる人が大人」という概念に縛られてはいませんか?

でも違うんです。「嫌な気持ち(不快感情)を抑え込む」ことを続けていると、
かえって心はバランスを崩して「心の問題」が生じてしまう事もあります。
「嫌な気持ち(不快感情)」は、私たちに危険が迫っているなど「命のメッセージ」を送ってくれています。
それは、私たちを守ってくれる大切なメッセージです。

できれば、「嫌な気持ち(不快感情)」がわいてきたら、少しそのままでいてください。
すぐに「無い事」にしないでください。そして、安心できる人にお話して下さい。
怒りが出ても涙が出ても、そのまま受け止めてくれる人のもとで自分の感情を大切にして下さい。
すると不思議…少しずつ身体が軽くなってきます。
自我状態が一致してくるのです。これが「感情コントロール」です。

今までずっと我慢してきた…誰にも言えなかった…誰もわかってくれないと思っていた…
などと感じている人は、無意識に感情を抑え込んでいるのかもしれません。
そうすると、「就職しなければ!」などと、心に圧がかかると、ますます動けなくなります。

そんなこともあんなことも、サポステに来てお話しませんか?
感情を捉えること(気づくこと)は、実は一人では難しいのです。
サポステはみなさんを応援し、サポートします。

土井

2021
11/11

脅迫的な観念って?

こんにちは!サポステの荒井です。
先日、精神科医の方が書いた本を読んでいたら……

―人間の可能性や自由な発想を奪い、思考を硬直化させる最大の原因に、「脅迫的な観念」がある。
つまり、「〇〇をしなければ」「○○ができなかったらどうしよう」とひとつの考えに縛られるだけで、
心や社会の柔軟さが極端に失われてしまう。―
という一文に出会いました。

👉そうあるある!自分の経験でも、そしてサポステに来られる方のなかにも
脅迫的観念に縛られている方が結構いらっしゃると思いました。

サポステを利用している方の初回の面談時によく聞く言葉。
「働かなければ」「就職しなければ」「これ以上親に迷惑をかけるわけにはいかない」
でも、「こんな自分で働けるだろうか」「採用にならなかったらどうしよう」
「何ができるかわからない」「決まっても周りと上手くやっていけなかったらどうしよう」
などなど不安や自己否定するようなことを話す方が多いです。
まさに、「脅迫的な観念」に縛られて身動きが取れなくなっている状態です。

そのようなことを考えているときに思い出したことがあります。
現在、私たちのさっぽろ・江別・岩見沢の若者サポートステーションを運営する札幌の
「若者支援総合センター」の松田館長の言葉です。
(どのような場面での話か覚えていませんが、そうだ!そうだ!と思ったこと)
自分なりの受け止めを下記に表現すると・・・

サポステに来られる若者の気持ちや状況を車に例え、
エンジンはかけられたが一歩踏み出せない(働かなければ!でも前に進めない!)

●一生懸命アクセルを踏んでいる
●一方、不安などでブレーキを踏んでいる
つまり、アクセルもブレーキも同時に踏んでいる状態!!

エンジンはうねり音を出すが、車はその場で音だけを出し、車体がガタガタとゆれている状況。
⇒エンジン(こころとからだ)は、どんどん疲弊して悲鳴をあげている。

☺肩とこころの力みを抜いて、まずは、エンジンの再スタートから始めませんか!
サポステで、まずはエンジンを切って、あらためてエンジンをスタートするところから、
一緒に考え整理することを応援しています。
動き出しても、いろいろな道(高速道路、一般道でも平地、市街地、山道、速度制限など)
=いろいろな働き方、職業、就職先があります。道や個々人の状況や思いにあわせた走り方があります。
それを一緒に探す場所がサポステです。

〇〇をしなければならないから○○の道や方法もあるんだ!自分にあったものを探してみよう!
さあ、サポステを利用して一緒に準備をしませんか!

荒井

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