2022
05/02

レジリエンス ~立ち直れるしなやかな心~

みなさんこんにちは!相談員の土井です。
新年度が始まり、新しい生活がスタートした方も多いでしょう。
ワクワク・ドキドキの1カ月が過ぎようとしていますが、緊張の毎日で「心が折れそうになっている」方も
いらっしゃるかもしれませんね~
そこで今日は「本当に心が強いって、どんなこと?」を考えてみたいと思います。

「心が強い」というイメージは「どんなことがあっても動じない心」と思っていますか?
みなさんは「レジリエンス」という言葉を聞いたことがありまずか?
「レジリエンス」とは「心のしなやかさ」のことです。
逆境や困難なことに出会っても、自分と向き合い、立ち直れる自分がいることを信じて前に進みます。

「レジリエンス」は、誰もがもっている力なので、「今、何かに落ち込んでいる」人も大丈夫!
あなたの持っている知識や今までの経験が、レジリエンスを発揮する手助けをしてくれます。
悲しみ・怒り・辛さ・落ち込み…誰もが体験します。それらは、心が成熟するためには必要なプロセスです。
そういう体験をすることで、今までの考え方や価値観をもう一度見直したり、変えたりすることができます。
そして、これからの人間関係に生かすことができます。

たとえば、『夜と霧』のフランクルは「逆境は、人からすべてのものを奪うことができるが、
人の自由-どんな環境が与えられても自分自身の態度を選ぶこと、自分自身の道を選択する自由は、
最後に残されている」といいます。
大切なことは「自分の態度や行動を自分で選ぶ」「人生は自分で変えることができる」ということです。

けれども、「頭ではわかるけど、自分ではマイナスの方向にしか考えられない」
「一人でどうしていいかわからない」という人もいるでしょう。

そんな時は、サポステに連絡してください。
自分では気付けなかった「あなたのレジリエンスの要素」を、一緒に見つけることができます。
頑張り過ぎないで、自分らしく「しなやかに」生きる方法を探しましょう。

土井

2022
04/21

こんな種あんな種

皆さんこんにちは。相談員の米倉です。 
& はじめまして もしくは お久しぶりです。

2年ぶりのサポステ復帰となりました。
たった2年ですがコロナのパンデミックで世の中が大きく変わりましたね。

周りの変化が大きいと不安を感じるもので、そんな当たり前のことを誰もが自分事として体験した
この2年だったのかなと思います。

それでも相変わらず季節が巡って春がきました。
ようやく解けた雪の下からちらほらと緑色が覗くと嬉しくなります。私にとっては待ちに待った
ガーデニングシーズンの到来です。とは言え庭にはまだ雪も残って、気温が上がらない日もあるので
本格的な庭仕事はもう少し先です。

今は部屋の中で種まきをするのがもっぱら。種ってすごいな~と見るたびに感心します。
あんな小さな、爪の先ほどの物から芽を出して茎を伸ばして葉を開き、花を咲かせ実をつける。
奇跡だなと思います。

人間もこうやって生まれてくるのかな。奇跡という意味ではそうなんだよね。
まあ、そう簡単な話ではないでしょうが、みんなそれぞれの種を持って生まれてくるのかも知れませんね。
芽が出るまで時間のかかる人もいれば、葉ばかり繁って蕾も見えない、花はいつ咲く?みたいな人もいます。
それで忘れた頃に見た事もない花を咲かせたりして。あの歌詞ではないけれど。

ところで、どうして順番に季節が変わるんでしょうね。私は「何故何故?っ子」だったらしく、
今でもそういう問いを発したくなることが良くあります。現実的な人なら「そんなの当たり前だろう」
と言うだろうし、科学的な人なら「太陽の周りを回るにあたり、自転軸が23.5度傾いているから」
と答えるかな。
周囲に聞くと「その方が変化があって素敵だから」「ボーっとしていても季節が変わるとあぁ3ヶ月過ぎた
んだなって気付けるように」といろいろな答えがありました。

いろいろな種、いろいろな答え、いろいろな人がいる世の中で戸惑ったり衝突したり、共感したり感心したり。
外出自粛やらリモートやらで活動的になりにくい今日この頃ですが、一人一人のでき事や気持ち、
その人なりの答えを聞かせて欲しいなあと思っています。

こんな感じでとりとめのない話とガーデニング報告を綴りたいと思います。

米倉

2022
04/11

プチお仕事インタビュー⑬

みなさまこんにちは!相談員の吉田です。
本日は、忘れた頃にやってくる^^お仕事インタビューをお届けします✨

今回は、給食配膳員をしている友人のたーくん(女性)にインタビューしました!
(実際の言葉使いではなく、丁寧な感じに加工しています^^)

吉:昔は「給食のおばさん」と呼ばれていたけど、今は「配膳員さん♪」ですね^^
お仕事の詳しい内容をおしえてください^^

たーくん:給食センターから学校に運ばれてきた給食をクラスごとに分けるお仕事です。
主食・牛乳・おかずは、それぞれの場所から時間差で届きます。それを学年・組、に分けて行きます。
先生達の給食も分けますよ。全部で20以上に分けています!
それを給食時間に間に合うように、各教室の廊下に運びます。
吉:台車に乗っているあれですね!いつも同じ学校に待機しているんですか?
たーくん:そうです^^基本1年ごとの契約で、ずっと同じ学校を担当していますよ~。
吉:最近ではアレルギー食にも対応していますよね?
たーくん:はい。アレルギー食は別の容器に入って届きます。
リストがあるので、間違って分けることはまずないです。

吉:給食時間が終わるとどうするのですか?
たーくん:それぞれのクラスの給食当番の生徒たちが配膳室まで台車を持ってきてくれます♪
それをコンテナに入れて、トラックが来てから引き渡します。各クラスの配膳台を綺麗に拭いて作業終了です!
吉:そうなんですね^^服装はどんな感じでしたっけ?
たーくん:白衣や帽子、上靴が支給されますよ!洗濯は自分でします。
吉:なるほど!
ではでは、お仕事をしていて大変なことは何ですか?

たーくん:食器の重さかなー。昔はプラスチックだったけど、今は陶器だからそれなりの重さがありますよ~。
落としたら割れちゃうし。あと、やはり今は入念な除菌が必要ですが、その点に関しては実は今までと一緒なので、そんなに負担は変わらないですよ^^
あとは、他の学校のものが届いたことがありました!すぐに対応してもらってちゃんと給食時間に間に合いましたよ~。
クラスの食器が足りない時は、先生用のが多めになっているので、そこから分けています!
吉:では、嬉しいことはどんなことですか?
たーくん:1年生からは「いつも美味しい給食をつくってくれてありがとう✨」なんて言われます^▽^
私たちが調理もしていると勘違いしていて、ちょっとかわいいです^^
あと、卒業する6年生からは、「配膳員さんのお陰でいつも美味しい給食が食べられました」とか書いた色紙を
もらったりします✨すごく嬉しいです!
吉:それは嬉しいですねー^^やりがいを感じますね!
貴重なお話し、ありがとうございました!



給食、みなさんも懐かしく感じるのではないでしょうか?
ちょっと薄味で、栄養バランスはバッチリ!
「朝や夜が手抜きでも、給食食べてればなんとかなる!」なんて言われたりすることもあります^^
日本の給食システムは、実は世界からも注目されていますよね。
単に栄養のバランスが取れるだけではなく、当番があったり、皆でそろっての挨拶があったり。
配膳員さんや調理員さんに対する感謝もしかり、地産地消を意識した取り組みがあったりと
食育の要でもあります。
そんな給食を支えているたーくん。
たーくんの頑張りが、生徒たちの成長を支えているのだなと思いました✨

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!

たーくんの癒し、それは家族の一員であるわんこです✨
本当にかわいくて、毛色といいスタイルといいお顔といい、実は私好みなんです!
つい先日会うことができたのですが、思わず「好きです。」と告白をしてしまいました^^
癒しの存在って、本当に大事ですね。

吉田

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