2023
05/08

花は盛りに…

皆さんこんにちは、相談員の米倉です。お久しぶりです。 
今年は雪解けが早かったですね。外歩きにはありがたい。
けど、季節の進み方が早い感じで何となく翻弄されているような心持ちがいたします。
桜の花が例年より2週間も早く咲いたとか各地のニュースで取り上げられていますね。
近所でも「おっ、もう咲き始めた」「あらここは満開だね」など話題の中心になることも。
江別市内だと錦町公園や湯川公園、千古園などが名所でしょうか。私は道立図書館の広々とした景色の中の桜が好きで読書を兼ねてお花見に出かけます。

桜の花は「一斉に咲いて一斉に散るのが美学」のように言われますが「それってどうかな?」と感じることもあります。
ちゃんと見るとその桜によって、枝によって咲くタイミングって違いますよね。しかも桜の種類って標本木(報道で開花宣言される)の「ソメイヨシノ」だけじゃなくいろいろあるし。
違う桜、違う条件があるからこそ私たちは早春から晩春まで桜のある景色を楽しめるんだよね~と心の中で手を合わせて感謝。

徒然草の一節に「花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは」とあります。
勝手に意訳すると「桜は満開がイイ、月は雲がないのがイイって誰が決めたのかね~」って感じかな?私、作者の兼好法師(鎌倉時代の人だよ)に1票です。
学生時代、「女らしくない」とか「高校生のくせに」など人と違うところを指摘され制約されることが多かった私は、この徒然草の一節にずいぶん救われた記憶があります。今でも盛りの桜や満月を見ると「花は盛りに…」と呟くことがあって、〇十年前のことでも悔しい気持ちって残っているもんだな~と苦笑したり。

もしかしたら800年以上昔に生きた人たちも「人と同じ」か「人と違う」かで悩んだこともあったのでしょう。桜も月も何も言わないけれど、見上げる人間の悩みや苦しみを静かに静かに見守ってくれているのかも知れませんね。

今「多様性の時代」となって「人と同じ」も「人と違う」も気にせず選べるようになりました。自分で選んで行動するのもそれはそれで大変なんですけどね。
そんな時代の人間たちを桜はどんな気分で眺めているのでしょうか。


米倉

2023
04/24

密かな共感~ふりかけシャカシャカ

みなさまこんにちは^^
寒さが戻っていますが、体調はいかがでしょうか?
卵は買えていますか?
私はスーパーのはしごをしてやっと買えました。。。

相談室でよく聞かれるのが、
「こういうこと考えてるのって、自分だけなんじゃ・・・」
「私みたいに、ずっと働いていない人っているんですか?」
「何もかも不安になるんです。こういう人っているんでしょうか・・」
似たようなケースの場合は、個人情報を守りつつ、
「全く同じじゃないけれど、似たようなことを言っている方はいますよ」とお伝えすることがあります。
そうすると、ちょっとホッとしたような、惹かれるような表情をされることが多いです。

自分だけじゃないと思ったり、似たような状況の人がいるんだと思うと、ちょっとだけ
心強く感じる方って多いような気がします。
そうです、共感するって嬉しい事ですよね。

つい先週の出来事。
車で流していた藤井風さんに、久しぶりに会った友人が反応^^
「え、好きなの?」と言われ話が弾みました✨
好きな物が同じって、それだけで心強くって嬉しいもの。
例えそれを口に出さなくても、密かに「あ、同じだ」とほっこりするシーンってありませんか?

実は私、スーパーでふりかけやゴマを買う時に、つい、シャカシャカと振ってしまう癖があります^^
こういう音がするってわかっているけど、振らずにはいられない!
そして、同じことをする方が結構いることに気が付きました^▽^
シャカシャカ振ってからカゴに入れている奥様を後ろから眺め、
「うんうんわかる、私もつい振っているよ」と心の中で呟いています^^
そのうち、もし目が合ったら・・・伝える可能性大ですね^^

実際に会う共感の場として、サポステの交流会や、他の座談会、居場所、なんかもありますが、
今はネット上で、そういった共感の場をもっている方も多いのでは?と思います。
気持を伝えたい時、つい、「否定されたらどうしよう・・・」という恐怖もでてくるものです。
お互いに否定しない約束をしてから、始めているものもあるんですよ~

自分の気持ちに正直に、自分の軸で生きる。
不安が出てきたら、こちらで話してみて下さい^^


吉田


2023
04/13

にゃーん(閑話)

相談員の荒井です。例年より高い気温の日が多く、桜の開花も例年より早いですね。
さて、今回は「にゃーん(閑話)」と題して我が家の猫の話をさせていただきます。

サポステは、若者の働くことを応援する機関ですが、面談では、就労以外の相談や雑談をすることも多いです。
特に「好きなこと」「趣味」「今、はまっていること」などの話をするときは、コミュニケーションが苦手という皆さんも楽しそうに話されます。
先日の面談ではねこの話で時間の大半を使い盛り上がりました。

そこで本日は、我が家の猫:3歳のオス「りん」君の話を!
この4月で我が家に来て3年になります。きっかけは、コロナ感染の拡大のため旅行計画などがすべて中止になり、
そのため用意していた資金を使ってペットショップで購入しました。

購入時、普通は抱かせて購入を促すのですが、この子の場合、販売員さんから「抱きますか?」の
アプローチがありませんでした。
購入を決め、契約がすべて終了したときに、販売員さんより「この子は元気でかわいい子ですが、ちょっと噛み癖があります……」と言われました。契約後に「それを言うか!」と思いました。我が家に来てから、確かにチョット以上に噛み癖はある、人に抱っこされるのは嫌い、わがまま(猫は元来わがままでマイペースですが)。
妻は、猫好きで抱っこしたり、触りまわるの好きでしたが、何度か噛まれて少し恐怖心を持ちました。でも、3年もいるとそれなりに可愛くてしょうがなくなり、今では個性と受け入れてます。

私はトイレ担当です。夜中でもこちらが食事中でも、うんちをした後は私のところにきて「片付けろ」と言わんばかりに一鳴きします。夜中でも起きて片付ける😭完全に私も妻もりん君の召使です。今は、妻と二人暮らしで、会話の9割はりん君の話。おかげさまで和やかに暮らしてます。
+妻も働いてますが、「もう仕事はやめたい」と訴えることがあります。そのときの合言葉は「りん君のえさ代を稼がねば!そのためにもう少し頑張るか!」です。
本当に些細なことですが、癒しになり気持ちの切り替えをさせてくれる大切な存在になってます。

特に就活中や就労してからも嫌なこと、つらいことも多々ありますが、少し楽になったり、気持ちを切り替えることがあればいいですね。ペットもその一つかなと思います。
そんな飼い主ばかのネコの話をしました。
サポステは、働くこと+不安や悩みの相談、好きなことや楽しいことなどの話などができる場所です。どうぞ気軽にお越しください。

たそがれたり、あくびしたり・・・かわいいです^^


荒井

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