2023
05/29

居場所 ~相談室の話題から

みなさまこんにちは^^相談員の吉田です。
びっくり、5月も終わりますね~。
今年は色々な🌼の開花が早まっているので、「全部早まったらあとは何が咲くの?」
なんて心配をしています^^

「家にいても居場所がないんです」
「学校(職場)以外にも居場所があればいいのに・・・」
「安心できる居場所があれば・・」

相談室ではこんな言葉が聞かれます。

以前から、色々な集まりでも居場所についての話題がでています。
そして最近、益々その声が大きくなっているように感じます。
実はつい先程も、江別おける居場所作りを考える集まりに参加してきました^^

どんな人でも、気軽に過ごせる居場所があるといいですよね。
例えば・・・

  ただそこにいるだけでちょっと安心する。
  誰も自分を傷付けない。
  誰からも命令されない。
  おっかない人がいない。
  自分の事をしつこく聞いてくる人がいない。
  でも、話したいことは聞いてくれる。
  でも、知りたい情報を一緒に調べてくれる。
  そして、前よりもちょっとだけ元気になれる場所。

そんな居場所があったらいいな~✨
私も行きたいです^^

何かを始める時って、とにかく怖いじゃないですか。
失敗の定義は人それぞれだけど、できれば失敗したくない。
だから新しい事をするのは怖いし、初めての人に会うのは怖い。新しい場所に行くのもすごくエネルギーがいる。
失敗してこそ成長するっていうけど、苦しい今は、そんな風にとらえられない・・・。

まずはその不安を吐き出すところから、はじめてみるのもいいかも知れません。
サポステでは不安を吐き出していいのですよ~
ずっとお伝えしてますが、本当に遠慮はいらないんです^^
これからもしつこく、お伝えしようと思います^^

みなさんの居場所ってどこですか?

今は新緑がきれいな時期ですね^^


吉田

2023
05/18

「まいっか」ができない ~相談室の話題から

みなさまこんにちは^^相談員の吉田です。

ちょっと温かくなったかと思えば、急に冷えたり、猛烈な江別風が吹いたりと^^
体調管理が難しい今日この頃ですね。
昨日は、不意に寄ったドラッグストアに、なんとなんと卵がありました✨
土曜か日曜の朝にスーパーに並ぶことが多かったのですが、たまたま見つけるなんて
超ラッキーでした🥚🥚🥚

「まいっかって思えたらいいんだけど・・・」
これまた相談室でよく聞かれる言葉です。
実は私も「まいっか」は、以前は自分の中にありませんでした。
強迫的な思いに、随分と苦しんだものです。
過去形でお伝えしているということは、今はかなり「まいっか」を多用しております^^

「ちょっと足りなくても、まいっか」
「ちょっと汚くても、まいっか」
「うまくできたかな・・ま、考えてもしょうがないから、まいっか」

その時に困っていないとか、大事故に繋がるわけじゃないのなら・・・「まいっか」と流したり、
保留にしてもいいものですよね。
そもそも人間ですから、完璧でなんていられない。

でも・・・
なんでも突き詰めて考えてしまう。
人の目が気になる。
自分で許せない。。。

こういうことで窮屈な、苦しい思いをしていませんか?
まるで自分で自分を苦しめているような感覚になるのではないでしょうか。
「もっと楽に考えられたら・・」

自分自身でどこに「まいっか」ラインを引くか、それとも引かないか。
自分基準があると振り分けやすいかも知れませんね^^

ちょっと意識を変えてみると、ほんの少し「まいっか」を使えるようになるのかも知れません。
無理に「まいっか」にする必要はないと思いますが、少しでも楽に考えられる方法があるといいですね。
よかったらお話ししてみませんか^^

たまに行く好きな場所です^^
みなさんはお散歩してますか?

吉田

2023
05/08

花は盛りに…

皆さんこんにちは、相談員の米倉です。お久しぶりです。 
今年は雪解けが早かったですね。外歩きにはありがたい。
けど、季節の進み方が早い感じで何となく翻弄されているような心持ちがいたします。
桜の花が例年より2週間も早く咲いたとか各地のニュースで取り上げられていますね。
近所でも「おっ、もう咲き始めた」「あらここは満開だね」など話題の中心になることも。
江別市内だと錦町公園や湯川公園、千古園などが名所でしょうか。私は道立図書館の広々とした景色の中の桜が好きで読書を兼ねてお花見に出かけます。

桜の花は「一斉に咲いて一斉に散るのが美学」のように言われますが「それってどうかな?」と感じることもあります。
ちゃんと見るとその桜によって、枝によって咲くタイミングって違いますよね。しかも桜の種類って標本木(報道で開花宣言される)の「ソメイヨシノ」だけじゃなくいろいろあるし。
違う桜、違う条件があるからこそ私たちは早春から晩春まで桜のある景色を楽しめるんだよね~と心の中で手を合わせて感謝。

徒然草の一節に「花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは」とあります。
勝手に意訳すると「桜は満開がイイ、月は雲がないのがイイって誰が決めたのかね~」って感じかな?私、作者の兼好法師(鎌倉時代の人だよ)に1票です。
学生時代、「女らしくない」とか「高校生のくせに」など人と違うところを指摘され制約されることが多かった私は、この徒然草の一節にずいぶん救われた記憶があります。今でも盛りの桜や満月を見ると「花は盛りに…」と呟くことがあって、〇十年前のことでも悔しい気持ちって残っているもんだな~と苦笑したり。

もしかしたら800年以上昔に生きた人たちも「人と同じ」か「人と違う」かで悩んだこともあったのでしょう。桜も月も何も言わないけれど、見上げる人間の悩みや苦しみを静かに静かに見守ってくれているのかも知れませんね。

今「多様性の時代」となって「人と同じ」も「人と違う」も気にせず選べるようになりました。自分で選んで行動するのもそれはそれで大変なんですけどね。
そんな時代の人間たちを桜はどんな気分で眺めているのでしょうか。


米倉

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