居場所「シエスタ」に行ってきました🧸
みなさんこんにちは^^相談員の吉田です。
今回はきのう参加した「シエスタ」についてお伝えします。
年5回開催のうちの初回でした。
あいにくの大雨で、通常より参加者が少ないかな?と感じましたが
当事者、ピアスタッフ、ご家族、支援者 が集まりました。
前半は、話題提供としてピアスタッフの方達から発表がありました。
テーマはズバリ、「もし両親がいなくなったら。当事者の思い」です。
そうですよね、親だって年を重ねます。
「まだ先かな」と思いたいところですが、時間はみんな平等に進みます。
経済的な不安ももちろんですが、家族がいなくなることによる孤独への不安、
不仲な兄弟との関係性の不安についても語られました。
後半は家族と当事者、部屋を分けて語り合いました。
江別では今年度からの新しい取り組みです。
もし、親子で参加した場合、同じ空間にいると、相手がどんなことを話しているのか気になったり、
「自分の語りを親に聞かれたくない」と思うこともあるかと思います。
今年度はそのあたりを考慮して、部屋を分けました。
当事者グループではカードゲームを行ったそうで、すごく盛り上がったようです✨
初参加の方もいましたが、簡単なゲームをすることで、少し緊張がほぐれて参加できたのでは?
と思います。
私は家族グループに参加しました。
「子供が何を考えているかわからない」「どう声をかけていいのかわからない」
こんな声が聞かれました。
普段から色々と話しをしている親子であれば、いくぶん違うかも知れませんが、
部屋にこもっていたり、会話をしても返事だけの場合など、
本人が何を考えているかなんてさっぱりわかりません。
親の言動を受けて警戒し、益々部屋から出てこなくなるケースも多いです。
皆さんはどうしたらいいと思いますか?
ピアスタッフの方や、私が親御さんから聞いてきた経験からの意見として、
親が安心・安全の空気感を持つこと。
親自身が、自分の時間を楽しむこと。
これが結構有効なようです。
もちろん、時間はかかりますし、「これが正解!」というものではありません。
こんな感じで、意見や感想が語られるのが「シエスタ」です。
話さなくても、聞いているだけでも大丈夫です。

吉田