2022
09/01

居場所「シエスタ」に行ってきました🧸

みなさんこんにちは^^相談員の吉田です。
今回はきのう参加した「シエスタ」についてお伝えします。

年5回開催のうちの初回でした。
あいにくの大雨で、通常より参加者が少ないかな?と感じましたが
当事者、ピアスタッフ、ご家族、支援者 が集まりました。
前半は、話題提供としてピアスタッフの方達から発表がありました。

テーマはズバリ、「もし両親がいなくなったら。当事者の思い」です。

そうですよね、親だって年を重ねます。
「まだ先かな」と思いたいところですが、時間はみんな平等に進みます。

経済的な不安ももちろんですが、家族がいなくなることによる孤独への不安、
不仲な兄弟との関係性の不安についても語られました。

後半は家族と当事者、部屋を分けて語り合いました。
江別では今年度からの新しい取り組みです。
もし、親子で参加した場合、同じ空間にいると、相手がどんなことを話しているのか気になったり、
「自分の語りを親に聞かれたくない」と思うこともあるかと思います。
今年度はそのあたりを考慮して、部屋を分けました。

当事者グループではカードゲームを行ったそうで、すごく盛り上がったようです✨
初参加の方もいましたが、簡単なゲームをすることで、少し緊張がほぐれて参加できたのでは?
と思います。

私は家族グループに参加しました。
「子供が何を考えているかわからない」「どう声をかけていいのかわからない」
こんな声が聞かれました。
普段から色々と話しをしている親子であれば、いくぶん違うかも知れませんが、
部屋にこもっていたり、会話をしても返事だけの場合など、
本人が何を考えているかなんてさっぱりわかりません。
親の言動を受けて警戒し、益々部屋から出てこなくなるケースも多いです。

皆さんはどうしたらいいと思いますか?

ピアスタッフの方や、私が親御さんから聞いてきた経験からの意見として、
親が安心・安全の空気感を持つこと。
親自身が、自分の時間を楽しむこと。
これが結構有効なようです。
もちろん、時間はかかりますし、「これが正解!」というものではありません。

こんな感じで、意見や感想が語られるのが「シエスタ」です。
話さなくても、聞いているだけでも大丈夫です。

表情がみるみる変わっていく空✨ 秋ですね^^

吉田

2022
08/20

コロナ禍が教えてくれるもの

皆さんこんにちは相談員の米倉です。 

8月も半ばを過ぎると急に秋の気配が濃くなってくる…と感じるのは私だけでしょうか。
連日の猛暑に参っている首都圏の皆様には残暑お見舞い申し上げるしかないのですが、北海道は幾分過ごしやすい
季節になりました。(例年に比べ災害級の雨が多いのは気になりますけど)

それにしてもコロナ禍が収まりません。第七波は高止まり傾向で、もう保健所は感染の実数把握を諦めたのでは?
という状況です。
というのも身近な人が罹患するケースが増えてきていろいろリアルな情報が収集できたからです。
結果的には濃厚接触者ではなかったけれど、ちょっとタイミングがずれたら感染してたかも…というのがあまりにも多くて戦々恐々とする毎日です。

ただむやみに怖がっていても仕方がないので「もしも」と考えて準備行動することが大事なんだと改めてこのたび考えました。だって感染したら10日くらいはむやみに外出できないしね。慌てて買い物に行くのでもリストがないと右往左往しちゃいます。
さらに症状も後遺症も人によって違うので、もし感染したらどうするか家族や身近な人と話し合っていた方がいいと思います。一人で考えて「だいたいこんなもんだろ~」なんてタカをくくってると、話も出来ないくらい重い症状(でも医療的には中等症程度)で発見されて家族に判断を任されることもあったりして。
ほんと他人事じゃないですよ。

昨年はじめ頃のコロナ対応と現在とでは随分変わりましたね。マスクや消毒薬はおおむね行きわたりました。
予防接種、私の周りでは4回目を済ませた人が多いです。抗原検査キットは症状があれば調剤薬局で手に入るようです。その他に我が家では友人(医療職)のアドバイスに従って非接触の体温計、解熱剤、咳止め、経口補水液、使い捨てビニール手袋、非常食等々を準備しています。 
イッキに書いてしまいました。はあはあ…。

そのくらいの近距離でこれまでにない変化が迫っていることを皆さんはどう受け止めますか?
感染症だけでなく戦争や経済状況の悪化など怖い変化はいろいろ考えられますが一番怖いのは何かというと、もしかしたら全く備えがないことではないかと思うのです。

たとえ自分は変化を望まなくても、向こうから勝手にやってくるかも。そう考えて冷静な時に対策しておくとそんなに動揺することはないんだなあ。
身近な人からコロナ対策の話を聞いて、しみじみ考えさせられる8月でした。


米倉

2022
08/08

居場所「シエスタ」のご案内

みなさまこんにちは^^相談員の吉田です。

8月も半ばになってまいりました。
このまま秋になっていくのでしょうか。。。
「あら、最近暗くなるのがちょっと早くなったな」
「お、今年も甲子園が始まったのね・・・」
季節は進んでいるのですね。

そう、そして、今年もこのお知らせをする時期となりました。

居場所「シエスタ」
主催:NPO法人レター・ポスト・フレンド相談ネットワーク
共催:社会福祉法人江別市社会福祉協議会 くらしサポートセンターえべつ
サポステは、令和元年の開催時から後援機関として参加しています。「シエスタ」は、
ひきこもり当事者の方、ご家族の方、ピアスタッフ(ひきこもり経験者の方)、各支援機関が集まる場です。

「シエスタ」ポスターです。

自分と似たような境遇の方と話したい。体験談を聞きたい。
そう思っている方、いませんか?

もちろん自分と全く同じ考え・環境・状況の人は世の中にいませんが、
「近いな」「あ、これは違うな」と感じることで、より自分を客観視し、理解していけると思います。
もし、辛い状況から少し抜け出した体験が聞くことができたら、それを聞くことで疑似体験ができ、
今後の方向に対してよいイメージが出来てくるかも知れません。

今年度は、当事者の方、ご家族の方、部屋を分けて開催します。
ご家族の方だけの参加でも構いません。
体験談等、お話しを聞くだけでももちろん大丈夫ですし、何かお話ししたいことがある方は
他の人に思いを聞いてもらうことができます。
心配なことがある方は、支援機関のスタッフが複数おりますので、
お気軽にお声がけください。

事前申し込みは不要です。
直接会場にお越しください✨


吉田

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