こころに残ったこと①
こんにちは!サポステの荒井です。
今回から、今まで「こころに残ったことや経験」について何回かご紹介します。
今回は、京都の南禅寺近く、徳川家康ゆかりの「金地院(こんちいん)」での体験です。
私は、高校の修学旅行(かれこれ50年ほど前ですが 笑)で京都を訪れてから、歴史のある
京都にあこがれていました。30代の初めに大阪で2年間仕事をする機会があり、
休みのほとんどを京都に行ってぶらぶらしていました。
そんななかでも、仕事で行き詰ってどうしようもない時に、観光客も(当時は)それほどいない
「金地院」の素敵な庭園を半日眺めていたときのこと。
一人で長いこと庭を見ながらぼーーっとしている姿を見て心配(?)してか、
お寺のお坊さんが声を掛けてくれました。
その庭園には、石灯篭(下記のURL参照)が立っていましたが、見る場所によって、
まっすぐに立っていたり
右に傾いていたり、左に傾いていたりして見えることを、実際に場所を移動しながら教えていただきました。
本当に、見る場所で見え方が変わります!(ものすごく新鮮な驚き!)
お坊さんが、
「世の中の物事は、このように今見えていること(思っていること)がすべてではありません。
行き詰まったり、困った時には、少し場所を変えたり、考え方を変えたりすることで
違ったものに見えたり、思えるものです」
という話をしてくれました。
その時のことは、今でも何かピンチになった時には必ず思い出し、違った見方ができないか考えるようになりました。
サポステの面談でも、就職活動や職場で行き詰ったり、不安を抱いたりしている相談があります。
その時は、この時の経験を話して見方や考え方を変えてみることができないか、一緒に検討することがあります。
結構、気持ちが楽になることが多いようです。
↓金地院の灯篭が見られます。
https://kyotomag.com/spots/konchiin/
荒井