働くヒント② ~書籍の紹介~
こんにちは!相談員の荒井です。
新型コロナウイルスの影響で生活も仕事も、そして仕事探しもすっかり様変わりですね。
このような時代だからこそ「働くことの原点」が大切になると思います。
本日は、働くヒント②として
「職業とは何か」 著者:梅澤 正 さん 講談社現代新書 を紹介します。
-第一部 あなたは「職業観」をもっているか
・「適職」こそ職業なのか
適職を見つけるのは難しい/適職は一つとは限らない など
・「やりたい仕事」こそ職業なのか
「やりたい仕事」にとらわれすぎていないか/「やりたい」と「やりがい」は直結しない
・「楽しく働ける仕事」こそ職業なのか など
楽しく働ける職業はあるのか/仕事が楽しくないとき、どうする など
-第二部 職業は私たちに何を与えてくれるのか
-第三部 職業能力を考える
-第四部 「リセット」と「リカレント」で人生を切り拓く
~目次より一部抜粋
サポステを利用されている皆さんとの話で
「なぜ働くの?」の問いから始まることがよくあります。
返事は様々ですが、ベースに人生と働くことは切り離せないことはなんとなく感じている方がほとんどです。
例えば・・・現在25歳なら、65歳まで働いたら
(最近は70歳から生涯現役に移り変わりつつありますが)40年間働くことになります。
1日で考えると実働7時間、拘束時間は8時間、通勤や残業など加味すると、
休日などと相殺すると単純に1日の1/3は仕事に関わります。
睡眠時間を除くと1/2になり、こう考えると、人生の多くは働くことが絡んできます。
だから、人生と働くことは切り離せないので、単に就職活動のみではなく、
自分の人生を仕事(キャリアデザイン)を一緒に考えることを提案しています。
今回紹介した本の中にも、同じような投げかけがでてきます。
「人の生き方は働き方に支えられ、働き方は生き方を規定します」 ~本文より
機会がありましたら読んでみてください。
きっとヒントが見つかると思います。
荒井