働くヒント③ ~書籍の紹介~
こんにちは!相談員の荒井です。
本日は、少し時間があり久しぶりに江別市・岩見沢市のハローワークの
インターネット求人を検索していました。
コロナの影響もあり、求人の総数は間違いなく減少していますが、
数ある求人の中で、自分にマッチングした仕事に出会い、そこでやりがいや
喜びを見出すことができたら、こんなに幸せなことはないと改めて思いました。
しかし、現実は結構厳しいですよね・・・。実際に働き始めると「描いていた仕事と違う」
「きちんと指導してくれない」「人間関係がうまくいかない」「残業が多い」などなど。
でも、でも、
自分の考え方や取り組み方次第で、同じ仕事や環境でも
やりがいや喜びを見出すことは十分可能だと思います。
そのような点からも、今回紹介する 「仕事の思想」 は、「働く」ことに関しての
多くのヒントをくれると思います。
ぜひ、読んでいただきたい一冊です。
「仕事の思想」 著者:田坂 広志 さん PHP文庫
「なぜ我々は働くのか」 ~本の紹介文より~
この素朴な問いに対して、正面から答えることは難しい。
なぜなら、働くことの意味は人によって異なるからである。
それゆえ、私たちは、この問いに対する「自分にとっての答え」を見つけなければならない。
このように記載されています。
文庫本で手軽に手にすることができます。私も何度も読み返し、多くの方にお勧めしています。
本文から一部分を紹介します。
第三話 目標 成長していくための最高の方法
「夢を語る」ことと「目標を定める」こと
~陸上競技の棒高跳びを例に説明してくれています
-棒高跳び-
棒高跳びの練習において、目標となるバーを置かずに「とにかく、跳べるだけ高く跳んでみろ」
とやっても、決して記録は伸びません。-中略-
人間というのは、目の前に明確な目標があるから、それに向かって力を振り絞れるのであり、
力を振り絞るから、力が伸びていくわけです。成長していくわけです。-中略-
「目標」だけでは力を振り絞れない。具体的な目標(バー)の先に、〇〇の大会での優勝 とか
オリンピックへの出場など「夢」があるから力を絞れる。
その通りだと思いました。
ただ、「目標」とか「夢」とかというと、なにかすごいことをかんがえなければと思ったりします。
私も「目標」や「夢」は、他人(世間、親、知人など)から「すごい」と言われるなど
評価されるものでなければダメだと思い、なかなか具体的なものを持てない時期が
長くありました。そこから肩の力が抜けて、今の自分にとって大切にしたいこと、
目指したいことを明確にすることで仕事にやりがいや喜びを見出すことができるようになりました。
上記以外にも、参考になることが多くある本だと思います。
サポステでは、「目標」や「夢」を持てない、考えられない自分は
「やはりだめなんだ」と思っている方も少なくありません。
実は、そんなことはありません!
考え方、目標設定の方法がわからないために苦しんでいるだけです。
歩みながら見つければよいのです。
一番もったいないのは、「目標」や「夢」を見つけるまで動かない(動けない)ことです。
サポステでは、皆さんと一緒に「目標」や「夢」を考え、実現に向かっての行動を応援します。
気軽に一度ご連絡ください!
荒井