自立するために必要なこと
みなさまこんにちは!相談員の土井です。
今回は、私が多くの若者と接していて感じていることから、お伝えしたいことを書こうと思います。
「自立するために必要なこと」
自立には3つあります。
【1:社会自立】協調性、コミュニケーション、他者とのかかわり、意欲喚起など
【2:生活自立】食生活、金銭管理、衛星管理、生活リズムなど
【3:就労自立】応募書類作成、面接指導、職業訓練、就労体験など
就職するために意識することは、どうしても【3:就労自立】になりやすいですが、就職してから必要なことは
【1:社会自立】です。
「職場になじめない」「職場の人間関係がストレス…」などが原因で、継続が難しくなることがあります。「自立」するためには「自律」が必須です。自分に気付く力と自分で動く力です。そして、困ったときには人に頼る力です。この頼る力がコミュニケーション力です。
自分を良く見せようと無理をするのではなく、自分を認めて、その自分で人とつながっていくことが、周りの方々との本当のコミュニケーションとなります。ここが安定する事が、仕事に向かう意欲につながります。そうすると、そのために必要な「生活リズムを整えよう」と、気持ちが前向きになるようです。これが【2:生活自立】となります。
サポステで、【3:就労自立】を目指しながら、同時に今までの自分を振り返りつつ、【1:社会自立】の苦手意識に縛られず、自分ができている事を確認し、自分の自信にしていきます.
多くの若者は「朝起きられない」ことで、生活自立に躓いています。自分が主役の人生ではなく、誰かを満足させるために動くと心が疲れて、リズムが崩れやすくなります。
自分が「生きる」ことをベースとして、3つの自立を果たしていきましょう。
土井